主人公ののだめにはすごく共通・共感する部分が多かったです。

のだめカンタービレは原作は漫画です。それがドラマ化された後に映画化されました。私は漫画からの大ファンで、映画化された時も直ぐに観にいきました。

ちょうどその時、私ものだめと似たような境遇にいました。音大に通い、このまま大学院(若しくは海外へ音楽留学)に進み音楽を極めるのか、全く関係のない仕事に就くのか。夢と現実の差があまりに大きく、絶望的な気持ちになることもありました。

そんなときに公開されたのだめカンタービレの映画。主演は上野樹里と玉木宏でした。玉木宏のファンだった私は見ないわけにはいきませんでした。

漫画を実写化すると失敗することが多い中、のだめカンタービレはとても素晴らしい完成度でした。原作に忠実に描かれてありましたし、何より俳優の方々の演技が素晴らしかったです。

のだめはかなり個性的な性格で癖があります。でも上野樹里が演じるのだめは違和感が一切なく、むしろ本物ののだめだ!と思ってしまうほどでした。ピアノを弾くときの表情一つにしてもすごく引き込まれるものがありました。

話のなかでのだめは海外の音楽学校へ通っています。大好きな千秋先輩と将来一緒にいるために。はじめはそんな不純な動機でピアノと向き合っていましたが、次第にのだめの心のなかに変化が起こります。その仮定でもがき苦しむ部分が沢山あるのですが、其処にすごく共感できました。

のだめのお陰で私は真剣に音楽と向き合うことができました。私の人生を支えてくれた大切な映画です。