映画館で見て、テレビの放映でも見て、それでもまだ見たかったのでDVDを購入して何度となく見ています。
主人公の小さな男の子トトと映写技師の結びつきや、昔の片田舎の村人たちが一緒になって映画館で映画を楽しむさまなど、とにかく優しさとあたたかさにあふれた映画です。
心温まるストーリーもいいですし、イタリアの片田舎ののどかな風景も美しいです。
ただただ映画を愛する幼いトトの無邪気で純粋な笑顔は何度見てもいい!
成長していくにつれてトトの恋模様があったり、大人になったトトが、すっかり変わってしまった村に帰ってくるシーンなど切ない場面もあります。映画は最初、大人になって都会に住んでいる、裕福ながらも少々自堕落な生活を送るトトのもとに、田舎に住む母親から電話がかかってくるシーンから始まります。
そこからトトの子供時代の回想シーンになり物語が進んでいくのですが、最後にまた大人になったトトの現在に話が戻ります。
ラストシーンで大人になったトトがアルフレードの形見を見るシーンがあります。
このラストシーンに勝る映画をまだ見たことがないくらい、最高のラストシーンです。
あたたかい気持ちとともに涙が止まりません。
ネタバレになるといけないので、あまり詳しくは言えませんが、ラストシーンは映画好きにはたまらないシーンだと思います。
見たあとは幸せな気分になります。
美しく、切なく、あたたかく、優しい、愛にあふれた映画です。
古き良き時代の映画と、その映画を心から楽しむ村人の姿、トトのはじけるばかりの笑顔と、仏頂面ながらも優しさにあふれるアルフレード、美しい田舎の風景と光、見どころが満載な映画です。
1988年に公開された映画ですが、いまだにこの映画を超える映画を見つけられずにいるくらい、お気に入りの映画です。