ある日有名なショコラティエ、ウィリーウォンカが自分の工場へ5人の子供たちを招待するという知らせが世界中に発信されました。
その条件はウォンカのチョコレートに入っている金色のチケットを手にすることです。
誕生日にしかチョコレートを買ってもらえない貧しい少年のチャーリーですが、運良くチケットを手に入れることになります。
そこで以前工場で働いていたことのあるおじいちゃんとチョコレート工場へ向かうのですが、そこで出会ったウィリー・ウォンカはかなりの変人でした。
5人の子供たちの中からチャーリーが勝ちとったもの、それはチョコレート工場そのものでした。
ただし、チョコレート工場に住むには家族を置いて家族と離れ離れで暮らさなければならないとウォンカに言われてしまったチャーリーはチョコレート工場を諦めました。
家族が一番大切だと。断られると思っていなかったウォンカはショックを受けスランプに入ってしまいます。
そこでチャーリーと一緒に父親を訪ねに行くのです。この物語はただのファンタジーではありません。
家族がひとつのキーワードになっています。
どんなに貧しくても、家族のあたたかさを知るチャーリーたちの一家はとても心が豊かだと思います。
誕生日にしか買ってもらえないチョコレートを、僕のだから僕の好きにすると言って家族みんなと分け合うチャーリーの心の豊かさは彼ら家族のあたたかさを感じさせます。
対してウォンカは家族と決別し成功を手に入れました。
そこにある種の自負があります。ただウォンカも決別をしなくて済むのなら家族に受け入れてもらいたかったはずです。
最後に和解するウォンカと父親ですが、どれだけ離れていても親が子供を思ってくれていることがわかり、心がジーンとします。
家族の大切さといったある意味ありきたりなテーマをここまでファンタジー作品で魅せてくれる作品は無いように思います。